第13位 気持ちも落ち着くバリアフリーの家

老後におすすめの家はさまざまですが、その王道となるのは、やはり「バリアフリーの家」です。老後の住まいに必要なものをおさえているのが、こちらの家。

引用:sumika

外壁に使われているのは、幅広の焼杉板です。杉板の表面をバーナーで焼き焦がして炭化させることで、耐候性・耐久性が増します。土壁風の塗装も、落ち着いた雰囲気を出しています。

道路から段差のある土地にあるため、アプローチ部分にはスロープを採用しています。これで杖をついていても、車椅子に乗っていても、スムーズに玄関まで移動できますね。

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室内は完全にバリアフリー。また、玄関は引き戸にすることで、老後により優しいつくりになっています。

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室内の段差はすべてなくし、引き戸にしています。光を十分に取り込み、穏やかな色調でそろえた室内は、気持ちを明るくさせてくれます。

フローリングには竹を使用。熱伝導率が良いとされるため、床暖房に向いています。体が冷えやすく、じっとしていることが多くなるお年寄りのいる家庭にはぴったりですね。

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和室には琉球畳が使われています。縁がないため、ほんの少しの段差もありません。

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家事動線を考えて配置されたキッチンは、使い勝手の良いシンプルなつくり。老後のためには、キッチンはコンパクトなほうが良いと言われています。空間が狭い分、掃除する部分が少なくて済むからです。台所用品も必要なものを少しだけ持つ方が、片付けも楽ですね。