間取りを決める時の注意

間取りを決める場合、幾つかのポイントがあります。

水回りは固める

水回りを固めるのは水場を家の中で分散させてしまうとその分配管の距離が長くなって建築コストが上がるのでそれを避けるためです。希望の間取りを考える段階では無視してもよいのですが、設計が完成するまでに変更の可能性がある事を考慮しておきます。

玄関の向きなど

玄関や窓の位置は立地によって異なってきます。道路に面した場所に玄関を設けるのが一般的ですが極端に人通りが多い場合や全体の構造と動線の関係で道路側ではない向きに玄関を設けるケースもあります。

家相(風水)をどの程度重視するか

基本的な動線パターンで間取りを決める場合、立地によって玄関の位置が決まるとその他の部屋の配置なども大体ここ、という目安のような位置が決まってきます。そこから家族構成や生活パターンや希望に添って間取りが決まっていくのですがトイレやキッチンの配置が家相などを考慮すると希望の場所にできない事があります。自分はあまり気にしない、という場合でも大工さんや設計士さんにお願いする場合家相が悪いと指摘される事があります。どうしても譲れないポイントを決めておき、問題があると言われた場合は希望をしっかり伝えて相談する心づもりでいると安心です。