家のリフォームや購入を考える際に、オシャレな家にしたいと考える方も多いと思います。そこで今回は、グッドデザイン賞を受賞したオシャレな家を紹介していきます。
現代の大家族のための家
1週間で完成する天然無垢木材の住宅キット [おやじの隠れ家]
コンセプト
コンパクトかつ省エネルギーで暮らすことができ、むくの木材のみを使用した、心地よく小さな家をコンセプトにしています。
背景
2006年に「24時間で完成する家を創る」という発案の元で、企画がスタートしました。実際にコンセプトモデルを出展できたのは2009年のこと。予想を上回る反響があり、「こんな家に住みたい。」という要望が非常に多かったものです。
特徴
1週間という超短期での施工を実現しているほか、施工業者による品質のばらつきもなく、高品質な建物を供給してもらうことができます。
おやじの隠れ家とは
加工済みの木材に、写真入りの組み立てマニュアルを完備させ、計画した住宅性能を確実に確保することができる仕組みを確立しています。さらに土台敷工事から僅か1週間で施工が可能である点も、魅力的です。
無印良品の家「縦の家」
住宅 [無印良品の家「縦の家」]
コンセプト
限られた条件下でも、新技術と新発想により広く・明るく・暖かく暮らすことをコンセプトにしています。
背景
日照条件や通風条件の悪い都心部でも、自然のエネルギーを最大限活用し、スペース的な快適性を妨げることなく都市型住宅をつくれないか、という商品開発がスタートしました。
特徴
都市型住宅のデメリットとなる「狭い、寒い、暗い」を克服した住宅でありながら、デザイン性も機能性も損なうことなく建築することができます。
住宅 [無印良品の家「縦の家」]とは
都市部に家を建てると、坪単価が高く、広く快適な住宅を諦めてしまいがちです。縦の家では、狭い敷地でもスキップフロアを使い、縦・斜めにスペースを使い、物理的にも心理的にも広々とした空間を用意しています。
グッドデザイン・ものづくりデザイン賞受賞の家
住宅 [住みつなぐ家づくり 骨の見える家]
コンセプト
親子間で住むだけでなく、中古住宅として売却し、他人も住める快適な住宅をコンセプトにしています。
背景
今後は新築住宅の着工が減り、中古住宅市場の活性化が期待されています。その一方、住宅業界は職人不足という問題を抱えているため、長期間住み続けられる住宅を持つことも大切と言えます。中古住宅市場と新築住宅市場のあり方を考えた、これからの住宅思想です。
特徴
職人がリフォーム・改築をするばかりでなく、住宅を購入する素人が簡単なリフォームや修繕を行える、下地をうまく見せて素人でも手を加えやすい特徴を持っています。
住宅 [住みつなぐ家づくり 骨の見える家]とは
親子間で住みつなぐことはもちろん、中古住宅市場の活性化が迫る今、第3者への売却も視野に入れた「他人への住みつなぎ」という利用価値の高い家を提供しています。
家族の絆を深められる家
住宅 [ガラスシャフトの家]
コンセプト
ガラスシャフトを採用することにより、つながる・抜ける・通す・輝くなど、さまざまな機能性と心地よさをコンセプトにしています。
背景
3階建て住宅では各階個室化しており、家族の孤独化を助長しています。とくに1階と3階では、気配すら感じることができません。これを解消することで、家族の絆が深まる家にすることができます。
特徴
ガラスシャフトは透明であるため、大きな室内窓を採用しているとも言えます。これにより、採光性能を向上させることにも成功しました。ですが家族といえどもプライバシーは必要となるため、必要なときにはカーテンボックスで柔らかに視界を「遮る」のではなく「整える」という配慮もなされています。
住宅 [ガラスシャフトの家]とは
昨今、核家族化が進むばかりでなく、家族内でも会話が少ない家庭が増えています。そんな家庭に向いているのが、家族の絆を自然と深められるガラスシャフトの家です。木の暖かさや採光性能といった基本性能も高く、視界を家族どうしで共有する機会が増えるため、自然と会話をする機会も増えていきます。
子育て世代から老後までつきあえる家
住宅商品 [子育てと収納提案住宅「Kiduki(きづき)」]
コンセプト
「子どもたちの様子に気づいてあげられる」をコンセプトにしています。子どもが巣立っても安心な、ロングライフ住宅もコンセプトのひとつです。
背景
家とは住めるだけではなく、大人にも、これからの時代を担う子どもたちにも居心地よく、生活を楽しめる場所であるべきです。子育て世代の働く女性が7割を超える今、教育や学びの要素を住宅に採り入れることで、教育費の一部として考えてもらえるように考えました。
特徴
子育てに大切な、片づけや整理整頓スペースの確保や、子どもの気配や変化に気づける設計を、住宅メーカー目線で採り入れています。子育てが終わっても使い勝手のいい収納スペースや、飽きのこないデザインなど、老後の生活まで支えるロングライフ住宅としても利用できる設計を目指しました。
住宅商品 [子育てと収納提案住宅「Kiduki(きづき)」]とは
子育て世代から老後まで、長期間にわたりつきあうことのできる家です。大人としての使い勝手はもちろん、子どもたちも遊びながら一般常識の取得や行動力を身に付けることができるため、子どもの気配を感じながら道を踏み外さないよう、空気を肌で感じることもできる魅力が詰まっています。