7.その他の部屋を配置してみる
個室など他の部屋や施設の位置をどうするか考えます。それによって必要であればキッチンやリビングの広さを変えたり、水回りの向きを考えるなどしてみます。
窓・ドア位置の設定
8.窓・ドア位置や形状を考える
ドアの位置や窓の位置を考えていきます。窓の位置は風の抜け方や防犯、断熱の関係、また耐震強度なども影響してきます。南向きは日当たりが良いから窓を設ける、というのはよく言われますが周囲の建物の位置関係や地形も考慮すると一概には言えません。「この部屋には窓が欲しい」「防犯や隣の家との位置関係であまりこちら側には窓が欲しくない」という希望をまとめておき、変更の必要があるとなった場合、対応策を考えてもらえるようにしておきます。(通常の窓ではNGでも天井近くに明かり取りの窓を付けたり室内用の24時間換気扇を設ける事で採光や換気の問題をクリアする事もできます。)
ドアも欲しい位置を考えて書き入れておき、引き戸にしたいか片開きのドアにしたいかを決めておきます。引き戸の方が開けっぱなしにしやすいので人の出入りが多い場所に向くとされていますがスペースの都合で引き戸か片開きのどちらかしか選べない事もあります。部屋の用途上、設置できるドアとは違うタイプがいいと考える場合は他のスペースとの配置を入れ替える必要も出てきます。
家具や設備のレイアウト
9.家具や設備が置けるかどうか図面に書き入れてみる
間取りが出来たら家具や設備をレイアウトして行きます。新築に合わせて新たに購入する場合は部屋の広さから置ける大きさを割り出して書き入れます。既存の家具を持って来る場合、家具の大きさを正確に測っておいて置けるかどうか図面の上でチェックします。置きたい部屋の広さは問題なくてもそこに行くまでの廊下が狭くて通れない、という事もありますので分解できない家具などを持って行く場合などは置き場所をどうするか考えたり窓から運び入れたりできるかなど、対策を考えてみましょう。
設計士さんに確認してもらう
10.問題がないかどうか見てもらう
希望の間取りが出来たら設計士さんにチェックをしてもらいます。作った間取りがそのまま使える事もありますが細かな変更点や建築法的に問題があれば修正の必要が出てきます。希望を伝えて自分の図面をベースに必要な修正を入れてもらったり、より良いプランを出してもらうと良いでしょう。