第3位 水回りを一ケ所に集めた家事が楽な家
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水回りの間取りは生活していく上で、思っている以上に重要です。キッチン、トイレ、洗面所、浴室、どれをとっても必ず毎日使用する所ですし、主婦にとっては動線により1日の家事の時間が左右される場所です。
浴室を掃除したついでに洗面所の掃除をし、洗濯機を回している間にキッチンで料理をするなど。なるべくそれぞれの距離が短い方が素早く家事をすませることができますし、移動が楽です。時間が余ればその分趣味にもリラックスにも使えますよね。
この家のポイントは水回りを一か所にまとめているところ。 炊事・洗濯を一か所で行えるので無駄な移動が少なく、効率的に家事を行うことができる。
また、老後のことを考えると、階段を上り下りすることがつらくなってくるため、水回りはやはり1階にかためておく方がいいでしょう。身体に不自由が生じ、車椅子になっても入りやすいように、広さを確保できれば尚理想的です。それに加え、ドアを引き戸にしておくと便利ですね。トイレ・洗面所・浴室をひとつの線にしてしまえば、入浴時の動きも楽になるのではないでしょうか。
ここまでは生活上の利便性の内容でしたが、この水回りの間取りは、実は工事費をも大きく左右してくるのです。水回りを一ヶ所にまとめるということは、配管工事もできるだけまとめられるということですから、工事費を最小限に抑えられます。水回りを離して設置するということは、それだけ配管工事も手間がかかるものになり、費用もかさむということです。先のことを考え、余計な費用を抑えましょう。
長い目で見ると、身体の面を考えても、お金のことを考えても、水回りの間取りは一ヶ所にまとめておくと安心ですね。
