第5位 手すり付きのお手洗いで足元に不安があっても住みやすい家
引用:トヨタリフォーム
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老後に住む家となると、手すりは必須アイテムになります。もちろん転倒防止の為でもありますが、手すりがあればなるべく自分で動こうとする気持ちも芽生え、そのことによりリハビリ効果も得られます。
特にお手洗いは、足腰が弱くなってもできれば自分一人で済ませたいという人がほとんどではないでしょうか?お手洗いに設置する手すりの種類も様々あり、うまく設置されていれば足腰が弱っている方でも、自分でできるようになったというケースが多々あるようです。
引用:トヨタリフォーム
この家のポイントはお手洗いにしっかり手すりを付けているところ。 足元に不安があっても安心して生活することができます。
引用:トヨタリフォーム
では、どのように手すりを取り付ける必要があるでしょうか。まずは、お手洗いに入るドア部分からです。開き戸でも引き戸でも、扉が開いていく方向と逆の扉横壁に取り付けます。このドア部分は、特に開き戸では体が引っ張られるため、転倒してしまうことがよくありますので、手すりがあると助かります。
次に便器にたどりつくまで体を支える部分が必要ですが、自宅ではそこまで広いお手洗いも少ないでしょう。便器に座って立つための手すりは重要ですね。取り付け位置を間違えると、立ち上がるのが難しくなる場合もあります。立つ時は体の重心移動を利用していることを考え、立ち上がった時に自分より手すりが前にある位置に取り付けておきます。壁の面積にもよりますが、立ち上がる時と立ち上がった後に持つ部分を考えて、L字型の手すりが使いやすいでしょう。
手すりは、転倒防止のためには他の段差の大きな部分にも設置されている方が安心です。お風呂や階段には必要ですね。老後住む家なら、事故を防ぐ安全対策はしておきましょう。